2015.06.12

意外と知らない直収電話(2)

申込フローと請求一本化

目次

直収電話

NTT東日本/西日本を利用しない直収電話は、通話料が安くできてお得だということを前回説明しました。

でも、煩雑な手続きでは乗り替えるまでは考えないかもしれませんね。そこで、今回は直収電話に変更するための流れを簡単にご説明しましょう。

申込みから利用開始までの流れについて

直収電話のサービスを利用する場合、その申込みから利用開始まで、どんな流れなのかをご説明します。なお、ここでは現在ほぼ選択肢がひとつであるソフトバンクテレコム「おとくライン」を例に取り上げてみます。

まずは、ユーザー自身でサービス提供エリアの確認をします。そして問い合わせを行なうと販売店から契約内容の説明があります。そして申し込みを行ないます。申込書に必要な事項を記入し、契約者本人が署名捺印をします。申し込み受付後、ソフトバンクテレコムから「申込み受付のご案内」が郵送で送られてきます。これと並行して、サービス提供会社がNTT東日本/西日本に工事を依頼します。

その後、利用開始の案内として工事予定日と登録情報が郵送で送られてきます。サービス提供会社は開通工事を開始し、完了すれば開通テストを行なって、おとくラインの利用が可能となります。

なお、おとくラインの申し込みは、お近くにあるソフトバンクテレコムの代理店か、ホームページから申込書を取り寄せることができます。また、カスタマーセンターへ電話連絡して取り寄せることも可能ですよ。

ひとつ注意したいのは、ソフトバンクテレコムをはじめとする直収電話サービスは、会社によって一部エリアや通信設備の都合でサービスが提供できないケースもあります。必ず、事前に申込む地域がサービス提供エリアかどうかの確認を行なってください。

請求を一本化させるために口座を開く

そして、直収電話サービスを利用するにあたって、毎月の料金支払いのための口座を開設する必要があります。口座開設をすることによって、利用料金が自動的に指定の口座から指定された期日に、契約した直収電話サービスの提供会社から引き落とされることになります。

電話料金の請求が一本化できるため、基本料金も含めて提供会社から一括で請求されることになります。