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事務所や店舗の移転に伴い、電力会社などへの連絡に比べ、少し面倒なのが電話やインターネット関連の引越し手続きです。
他回線の利用がある場合、契約先が複数あったり移転先でもプロバイダーやインターネット回線(電話回線)をそのまま使えるのかなど、確認しなければなりません。
現在利用している回線が使用不可の際には、新規で契約する準備も並行して進める必要があります。
そこで本記事では、引越し手続きをする際に、コスト削減を併せて行うためのポイントを紹介します。
せっかく契約状況を確認し手続きをするなら、併せて利用プランの見直しをすることで無駄なコストを削減しましょう。
事務所や店舗の移転や引越しの際に、必要な手続き
事務所や店舗の移転や引越しの際に、必要な手続きは状況によって異なります。
そのため、本章では状況別に必要な手続きの流れを解説していきます。
それではシーン別に、手続きの流れについて詳しく見ていきましょう。
シーン①:移転先でも契約中の回線が利用できる場合
移転先でも契約中の回線が利用できる場合、継続して同じ回線・プロバイダーを使う場合は「切替作業」が必要となります。
この切替作業をしていないと、インターネットが移転先で利用できなくなり、業務に支障をきたすことになりかねません。
必ず、移転前に手続きを済ましておくようにしましょう。
手続きの細かい方法に関しては、回線事業者によって各社異なりますので、ホームページやサポートセンターに問合せて確認しておくことをおすすめします。
また、移転に伴う切替作業でも、「開通工事」が必要となります。
通常、開通工事自体の所要時間は1~2時間程度で完了しますが、工事の日程調整に時間がかかる場合もあります。
NTT東日本、西日本では、移転・引越しの3週間前には手続きをすることを推奨しています。
移転・引越しが決まった際には、できるだけ早いタイミングで手続きすることで、希望の日程で工事をすることができます。
移転手続きを行うと、手続き内容の確認や移転先での利用可否、工事日に関しての連絡が回線事業者から入ります。
フリーダイヤルで連絡が来るはずなので、普段見知らぬ電話番号からの連絡を受けない方は注意してください。
移転先での利用が可能な場合、現在使っている回線の停止手続きと移転先での回線開通の日程調整を行いましょう。
日程調整をしていないと移転初日からインターネットを利用することができません。
開通トラブルを防ぐためにも、早めに回線事業者(プロバイダー)に伝えるようにしましょう。
シーン②:契約中の回線が移転先で利用できない場合
上記でも触れた「切替作業」のため回線事業者へ連絡したところ、移転先での利用ができないことが判明した場合、対応している回線を探し新規契約する必要が出てきます。
こうした場合の手続きの流れについて紹介します。
まず、現在契約している回線事業者へ連絡し、解約手続きを行いましょう。
平行して、移転先で希望のインターネット回線やプロバイダーが契約可能かどうか確認することをおすすめします。
マンションタイプの場合、契約可能な回線が決まっていることもあるため注意が必要です。
また、解約手続きの際に解約違約金や新規契約時の契約手数料など、初期費用が発生する場合もあります。
法人や個人事業主向けの事業者では、こうした初期費用を実質負担なしで契約可能なキャンペーンを行っている事業者もありますので、上手に活用することでお得に契約が可能です。
手続きが完了すると、次は開通工事の日程調整を行います。
希望工事日がある場合や、移転初日からインターネットの利用がある場合は、スケジュールに余裕をもって手続きを進めるようにしましょう。
こちらも、移転の3週間前までに手続きを完了させることを推奨しています。
どの契約プランが良いのかわからないという方も多いかと思いますので、余裕をもって手続きを進めるようにしましょう。
移転・引越しの際は手間がかかるので、ついでにプラン見直しでコスト削減!
移転・引越しの際に必要な手続きの流れについて触れましたが、契約継続・新規契約だとしても多少手間がかかります。
契約内容の確認も併せて行う必要があるため、これを機に、プランの見直しをすることで通信コストの削減が可能なケースが多いです。
インターネット回線の場合、実際に利用している以上の通信容量の契約になっている場合、契約しているデータ容量を下げることでランニングコストを抑えることができます。
電話回線の場合、通話が多い方であれば通話料が一律の「ひかり電話」に変更することで、通話料金の大幅削減が可能です。
料金の見直しをしたい方向けに、無料診断も行っていますので、移転・引越しを控えている方はお気軽にご相談ください。
もちろん、移転の予定はないけど、コスト削減が可能なのか知りたいという方も無料診断可能です。