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独立起業と電話設置
構造的な不況が続き、終身雇用制度が崩壊しつつあります。こんな世の中、独立起業して生きていくという選択をする人も増えています。しかし、独立に際して必須アイテムの電話については、どうすればいいでしょうか。
ビジネスと個人の電話番号は分けたい
独立してオフィスを立ち上げるまで、電話はどのような利用をしていたのか考えてみてください。一般的に、SOHOを立ち上げた方に伺うと、個人用の携帯電話でビジネスとプライベート両方を兼ねていたという方が一番多いのです。
当然、一人でビジネスをしている人にとっては、携帯電話と固定電話の両方を契約するのは初期投資が大きくなりますから、少しでもコストダウンを図ろうと考えるのは当然のことでしょう。
ただ、法人として企業活動を行なっていく以上は、仕事とプライベートはきちんと切り離さないといけませんよね。
オフィス設立の事務作業も一段落したら、電話についてどうするか考えてみましょう。
まずは携帯電話の料金について、現在どの程度支払って自分のプランはどうなのかを確認します。その上で、オフィスに設置する固定電話をどんな回線で、どういうプランで契約するかを調べます。
もし、固定電話設置にそこまで投資できる余裕がない場合は、ひかり電話にすることも検討したいところです。なぜかと言うと、現在インターネット回線を契約せずにビジネスを行なうのは、ほとんど不可能だと言えるからです。情報収集だけでなく、顧客との連絡等、インターネットは必要不可欠です。
そして、オフィスを新規に立ち上げるなら、いまはNTT東日本/西日本のフレッツ光に代表される光インターネットを選択するのがベターでしょう。
光インターネット接続サービスには、現在はかなり多くの通信事業者が光電話をセットでサービス提供しています。これを合わせて契約するのが賢い選択だと言えます。
SIMフリーのスマホを使うという手段
そして、現在使っている携帯電話についても少し見直してみるのも一つの方法です。オフィスの光回線でインターネットと固定電話を確保するなら、モバイルに関しては出来るだけ安くしたいという方法論も考えられるのです。
そこでご提案したいのが「MVMO」と呼ばれる、いわゆる「格安SIM」を活用する方法です。SIMフリーのスマートフォンを購入し、オフィスでは光インターネットにWi-Fiを併用して活用、外出時はMVMOで低価格のプランに契約するといった使い方です。
これで、月額の通信費はだいぶコストダウンできるはずです。ぜひ検討してみてくださいね。