2023.03.27

意外と知らない直収電話(6)

発着信専用サービス

目次

直収電話

直収電話の付加サービスについて、前回ご説明しました。では、基本的なサービスにはどのようなものがあるのでしょうか。そもそも安いというだけで、基本的な面でNTT東日本/西日本の固定電話に劣るのであれば、乗り替えを検討するまでには至らないかもしれませんよね。

でも心配はいりません。基本もしっかりしていますよ。

直収電話独自のサービスがある

直収電話サービスの基本的なサービスはどのようなものか、いくつかご紹介しましょう。ここでは現在選択するならほぼ一択に近い、ソフトバンクテレコムの直収電話「おとくライン」の基本サービスについて挙げていきましょう。

まずは「発着信専用サービス」です。これは、あらかじめソフトバンクテレコムの交換機へ登録することで、契約者回線単位で発信専用または着信専用にできるサービスです。なお、ISDN追加番号やダイヤルイン追加番号を発信専用および着信専用にすることはできません。

次に「発信者番号通知サービス」です。発信する際、相手先に契約回線番号を通知するサービスで、通話の際に相手側の電話機へ番号が通知されるようになります。「通話中機器移動サービス」は、通信中にその通信を一時中断して、同一バス配線上の他のコネクターに移動した後、通信を再開できるというサービスです。

これは移動先に電話機がなくても、電話の配線が来ているコネクターがあるなら、そこに差し込めば一時中断後に通信が再開できるようになるといったものです。

さらに、NTT東日本/西日本の固定電話サービスにもある番号案内(104番)も用意されています。これは、電話帳に掲載されている名称(氏名や企業名など)と住所から電話番号を案内するサービスで、NTT東日本/西日本のハローページおよびタウンページに掲載していて、その電話帳掲載のある方と104番号案内を登録された方の電話番号を案内するというサービスです。

充実のアフターサービス

このほか、113番に掛ければ「おとくライン」故障窓口に、116番なら「おとくライン」営業窓口につながります。おとくラインの故障などに関する相談を受け付けたり、利用中のおとくラインの各種サービスおよび電話の新設・移転などの注文や問い合わせを受け付ける番号なども用意されています。このように、ソフトバンクテレコムの「おとくライン」は、NTT東日本/西日本に引けをとらない各種サービスを用意しています。

もし、直収電話サービスに乗り替えをご検討なら、迷わずに電話加入権ドットコムにご相談ください。必ず、電話についてのお得なアドバイスをさせていただきます。