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電話の引っ越し
春は異動の季節ですね。地方から都市部へ、あるいはその逆もあるでしょう。
新天地での生活の前に電話の引っ越しは不可欠です。その段取りについて、抑えておくべきポイントをご紹介します。
固定電話の移転手続きの内容と必要書類
さあ、新天地に引越しです! 引越しが決まったら、移転手続きと同様にアナログの固定電話の移転手続きもしなければなりませんね。
手続き方法としては以前のページでご説明したように、まずは局番なしの「116番」に電話して、契約者名義や現在の電話番号、現在の住所と新住所、電話の取り外しおよび引越し先での取り付け希望日(工事日)を連絡しましょう。
もし、ADSL回線のインターネット接続を利用していた場合には、NTT東日本/西日本へそのことも知らせておきましょう。それと同時にインターネットサービスプロバイダーへも移転手続きが必要になります。
なお、ここまでの手続きに関しては、書類による手続きは必要ありません。
注意しておきたいのは、引越し先における電話回線の移転工事は予約制となっていることです。そのため、早めにNTT東日本/西日本へ連絡しておいたほうが良いでしょう。これも以前ご説明したと思いますが、集合住宅など、すでに宅内に配線がされている場合はNTT基地局内のみの工事となるので、特に立会いなどは不要となります。
ですが、一戸建てなど、初めて電話線を引く場合はお客様自身の立会いが必要になりますので注意しましょう。
なお、引越し前の電話番号にかかってきた際、引越し先の番号を案内してくれる無料サービスがありますから、それも必ずNTT東日本/西日本へ申請しておきたいものです。
電話が繋がらない等のトラブルには?
もし引越し先で電話機をつないだにも関わらず、受話器を上げて音が聞こえないといったトラブルが起こったら、NTT東日本/西日本のエリアにかかわらず「0120-444-113」に連絡しましょう。
この番号はスマホなど携帯電話やPHS、公衆電話からでもつながります。
こういったトラブルは困る、電話はすぐに絶対つながらなければ困るといった方は、NTTの作業員による立会い工事を依頼すると良いと思います。
立会い工事を依頼すれば、現場に作業員が立ち会ってくれますから、つながらない場合はその場で原因を探ってくれます。とにかく早く電話を開通させたい場合に有効です。
もし、集合住宅の共用部分で断線が発生していたら、NTT東日本/西日本では復旧作業を行なえない場合もあります。業務で電話やインターネットを使用している方は、引越しの数日前に立会いによる開通工事を依頼しましょう。
なお、電話番号が変わる場合、上記の通り古い番号にかかってきたら、音声で新しい番号を案内する無料サービスもあります。
ただし、開通工事を申込む時に初めて新しい番号を案内されますので、電話番号だけを事前に確保することはできないことは覚えておきましょう。