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事務所・オフィスで用いられるビジネスフォンの回線は、アナログ回線、ISDN回線、IP電話(光電話など)、いくつか種類があります。どんな回線があるのか、またそれぞれにどのようなメリットやデメリットがあるのかをご紹介します。
現在選べる電話回線の種類
そもそもビジネスフォンとは、オフィスのデスクに設置されている単独の電話機のことを指すわけではなく、複数の外線と内線を共有できるオフィス全体のビジネスフォンシステムのことをいいます。
そしてビジネスホンには、PBXと呼ばれる主装置という機器が必要です。主装置とは外線と内線、あるいは内線同士をつなぐ比較的小型の交換機のことで、少数の回線を多数の電話機で共有して交換切り替えを行う役割を持っています。
また、主装置は各電話機から登録された電話帳の管理なども行うことができ、内部にはCPUや電源ユニット、内線ユニット、外線ユニット、その多機能のユニットといった複数のユニットが収容されています。
こうしたビジネスフォンの主装置に接続できる電話回線には、主にアナログ回線、ISDN回線、IP電話(光電話など)、専用線、VPNサービスなど、いろいろな種類が存在します。近年、ビジネスの現場では光インターネット回線を利用したIP電話回線が主流になってきました。
IP電話とは、IPネットワーク上に音声のデータを変換した「パケット」と呼ばれるデータを利用して通話する仕組みで、光インターネット回線でのやり取りのため、アナログの電話回線とほぼ同等の高品質な通話が可能となっています。
IP電話のメリット・デメリット
それでは、ビジネスフォンでIP電話(光電話など)を利用するメリットやデメリットはどんなことでしょうか。
事務所・オフィスでIP電話(光電話など)をご利用予定の方は是非参考にしてください。
IP電話(光電話など)のメリット
IP電話(光電話など)は基本料金が安い
まず、メリットとして考えられるのは基本料金や通話料が安い点です。
ひかり電話を含め、IP電話は基本料金が500円程度で、必要となる機器をレンタルしたとしても、アナログの固定電話回線に比べれば遥かに低価格です。
長く使えば使う程、電話回線の基本料金がお得になるという事です。
IP電話(光電話など)は通話料金が安い
通話料もIP電話同士で利用ISPが同じなら無料通話が可能というサービスもあったりします。そうでなくても、固定電話あての通話なら全国一律の通話料で、距離に応じて通話料が上がるアナログ固定電話より間違いなく安く済むはずです。
通話頻度多くなりがちな事務所・オフィスでは特にオススメ致します。
IP電話(光電話など)のデメリット
IP電話(光電話など)は低電話時に電話が使えない
IP電話はインターネット接続が必要となるため、停電が発生したらネットワーク接続のために必要な電力が供給されなくなり、電話が使えなくなってしまいます。
IP電話(光電話など)は電話番号が変わる
電話番号の問題があります。通話アプリ等を利用したIP電話の場合、「050」から始まる電話番号が割り当てられているため、これまで使っていた番号が変わってしまうことがあります。
ただ、IP電話でも、ひかり電話はこれまで使っていた番号をそのまま使える場合がありますので、可能なら「ひかり電話」を選ぶほうが良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。IP電話・光電話のメリットデメリットをしっかり把握しておくことで、
月額のコストを抑えつつ、従来の使い勝手と変わらずに、電話回線のご利用が可能です。
電話加入権ドットコムなら、今回ご紹介したIP電話(光電話)のご提案が可能です。
電話回線でお困りの方は是非ご相談ください。
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