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電話の移転工事の準備
自社でオフィス移転が決定。各機器の設置や電話回線の手配、ネットワーク構築などの担当者になったけれど、どれから手を付ければいいのかわからないという方はいませんか? 中でも、電話工事については、回線によって異なりますし、早めに申し込みや確認が必要になってきます。そこで、電話工事の手順やスケジューリング方法をご紹介します。
専門業者に依頼するのは3~4ヶ月前に
オフィス移転が決まったら、ぜひ早めにスケジュールを立てましょう。電話やFAXの移設を専門業者へ依頼する場合、余裕を見て、移転日の3~4ヶ月ほど前には申し込んでおくと良いでしょう。
依頼にあたっては、導入したい電話回線や使用する機器、主装置の設置場所、新環境で使える回線などを、事前に検討・調査しておくとスムーズです。
電話回線は、アナログ回線、ISDN回線、IP電話、ひかり電話のいずれかのケースがほとんどです。同時に、インターネット回線についても何を使っているか、今後何を使いたいのかも併せて確認しておきましょう。
また、電話の移転時に必ず確認しておきたいのが、電話番号が変更になるかどうかです。取引先や顧客に影響が及ぶことですので、できれば変更の必要がない方向で進めたいものです。
電話工事の日程は、切り替えのタイミングも考慮して決定
もしひかり電話を使用する場合、新オフィスに光ファイバー回線が通っているか、業者による下見が必要になることがあります。下見の申し込みをしてから、下見が実施されるまでには約2週間ほどかかるので、早めに行っておく必要があります。
もし光ファイバーの引き込みができない建物に移転する場合には、他の電話回線を利用しなくてはなりません。
また、電話の切り替え工事の日程とタイミングは、電話番号を変更するかしないか、また、電話機を新設するかしないかによっても変わってくるので、よく気を付けましょう。
電話番号の変更がない場合には、旧オフィスと新オフィスそれぞれの場所で、どのタイミングで切断・開通するかも考慮しなくてはならないからです。電話が通じない時間をできるだけ作らないようにすることもできるので、業者に相談してみましょう。
実際の移転時には、電話工事だけでなく、LAN工事、OA機器やコピー機、家具や机の導入、内装工事なども同時に行わなければなりません。ぜひ早めにスケジュールを立てておくのをおすすめします。