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ダイヤル回線とプッシュ回線の違い
電話について、よく「ダイヤル回線」と「プッシュ回線」という言葉を耳にしますが、どのような違いがあるのかをご存知ですか?
ダイヤルというと、いわゆる黒電話の「ジーコジーコ」とダイヤルして電話をかけるイメージがあります。
一方、プッシュというと、今主流になっている電話機のように、ボタンを押して電話をかけるイメージがあります。
今回は、この2つの回線の違いを見てみましょう。
アナログ回線には2つの回線がある
電話回線には、アナログ回線とデジタル回線、そして光回線などがあります。
この中で、アナログ回線は、ダイヤル回線とプッシュ回線の2種類に分けることができます。
これらは、冒頭のイメージのように、電話機の形状の違いではありません。信号の違いなのです。
ダイヤル回線では、ダイヤルパルス信号が送出され、プッシュ回線では、プッシュ信号が送出されます。
ダイヤル回線とプッシュ回線
ダイヤル回線で電話をかけるとき、受話器を上げてダイヤルした後、発信音がプツプツと途切れる音が聞こえます。実はこの音は、ダイヤルしたときの数字に応じて、必要な回数分だけプツプツと区切っている音なのです。
「ジーコジーコ」とダイヤルを回してかけていたあの黒電話も、同じ仕組みです。
一方、プッシュ回線ではどうなっているのでしょうか。電話番号の数字のダイヤルボタンを押した後、こちらでは「ピポパポパ」という音が聞こえてきます。
これがプッシュ回線である証拠なのですが、これは何をしているのかといえば、プッシュ信号を作り出しているのです。
ダイヤルの数字に応じた周波数が作り出されているために、それぞれの数字によって、作り出される音も異なっています。
パルスとトーンの違い
よく、通信ソフトなどの設定で、パルスとトーンという言葉が登場することもあります。
これは、ダイヤルかプッシュかを表しています。ダイヤル回線はパルス、プッシュ回線はトーンのことを指します。どちらも信号のことです。
電話設置の際に、ダイヤル回線とプッシュ回線を選ぶ機会があるかもしれません。ぜひチェックしておいてください。
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