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インターネット回線
PCはもちろん、ゲーム機やスマートフォン、タブレット端末にも欠かせないのがインターネットです。
インターネットは世界中と繋がることができるネットワーク網であり、それを利用するためにインターネット回線の契約をしなければなりません。そんなインターネット回線について、改めておさらいをしてみましょう。
通信速度が速く、今後の主流「光回線」
インターネット回線を使うことによって、上記のツールでインターネットが使えるようになりますよ。
特にPCやスマホは、インターネットに接続していないと意味がありません。
しかし、インターネット回線にはさまざまな種類があり、どれを選ぶべきか迷ってしまいます。現在、一般には光ファイバーの回線を使用した「光回線」が主流になりつつあります。
テレビCMや家電量販店の店頭案内などでも日常的に目にするようになりましたね。
光ファイバーの回線を使う光回線は、文字どおり「光の速度でデータを通信する」回線です。
従来の回線に比べて通信速度が速いという特徴があります。光回線の発達によって、音楽データや映画など動画データのダウンロードが快適に行なえるようになり、さらにオンラインゲームなどもスムーズに行なうことができるようになりました。
この光回線は、電線を通して自宅へ引き込むことで利用可能となります。そのため、導入するための工事は必要となりますが、大がかりなものではありません。基本的にはエアコンのダクトや電話の配管から通すため、だいたい1時間ほどで終わります。
近年のマンションなど集合住宅では、もともと光回線が部屋まで引き込んであるケースが多いです。なお、光回線の代表的なサービス提供会社はNTT東日本/西日本の「フレッツ光」です。
アナログの固定電話を引いているなら「ADSL回線」
一方、光回線の前に一般的だったのが「ADSL回線」になります。光回線が登場して、今ではADSL回線の利用者は減少の一途をたどっています。
ADSL回線はアナログの電話回線を使ってインターネットを利用できるといったメリットがあります。
つまり、アナログの固定電話回線を引いているなら、NTTの基地局内工事だけですぐに使えるのが便利な点です。
ただし、光回線に比べて通信速度が遅いのがデメリットです。
例えば、一般的な回線契約ではADSL回線が50Mbpsという速度に対し、光回線では1Gbpsと、だいたい20倍くらいの速度差があるのです。
以前は通信速度が遅いぶん、利用料が安いという魅力があり、あえてADSL回線を使う人もいました。しかし、現在では光回線も値下がりして、さらにキャンペーンなどにも力を入れている通信事業者が多いため、今後はADSL回線を新規契約することはあまりオススメはできません。