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インターネットの選び方
電話回線とインターネットは切り離せない関係にあります。ブロードバンド時代で、ダイヤルアップのインターネット接続などは考えにくくなりました。今の時代で新たにインターネット接続するためには、どんな回線を選べばよいのでしょうか。
主流に躍り出た光インターネット回線
インターネットを利用するためには、インターネットの回線とインターネットサービスプロバイダー(ISP)との契約が必要になります。
あなたがもし今、インターネットを使用して、このサイトを見ているということは、上記の2つがすでに用意できているということになります。現在使っている回線とISPについて、すぐに答えることができるなら、あなたはインターネット接続に関する基本的な知識を持っているということになります。
もし、それらを答えられない場合、すぐに自分のインターネット回線および契約しているISPを知っておいたほうがいいでしょう。
ISPに関しては、とりあえずここでは言及しないでおくとして、インターネット回線について考えます。現在のところ、現実的に利用されているインターネット回線は大きく2つに分けられます。光インターネット回線とADSL回線です。
理由としては、どちらも高速のデータ通信が可能ということです。特に、いま注目なのは主流に躍り出た光インターネット回線ですね。
これは、光ファイバーというガラス製のケーブルを活用した回線で、光の点滅信号によってデータを送るというものです。光の速さで通信可能なため、高速かつ大容量のデータを送受信できるのが特徴で、今後も普及が広がっていくことが予想されます。
●アナログの固定電話回線を活かして高速通信できるADSL回線
ADSL回線というのは従来のアナログ固定電話の回線を利用してADSL信号を使って行なう、ブロードバンドと呼ばれる比較的高速なインターネット回線のことです。
光インターネット回線の普及で、このADSL回線を利用している人は少なくなってきています。
ただし、アナログの固定電話回線を利用できるため、新規工事を必要とせず、すぐに高速インターネットを利用できるというメリットは今もありますから、すぐになくなってしまうというような回線ではありません。
このほか、自宅のパソコンで利用されているインターネット回線としてはISDNというものもあります。これは、デジタルの電話回線を利用して電話とインターネットという2回線を活用するものですが、通信速度が光インターネット回線やADSL回線より劣りますので、徐々になくなりつつあります。
なお、インターネット普及の草創期に活用されたダイヤルアップ接続は、現在ではほとんど利用されません。