2015.09.12

ビジネスホン導入で知っておきたいトレンド

スマホの内製化によるメリット

目次

ビジネスホンの導入トレンド

スマホの内線化とはどういう機能なのか?

これまで企業では、各社員への連絡用として携帯電話が使われていました。それが、ここ数年はインターネット機能も充実しているスマートフォン(スマホ)が主流になってきましたね。

ビジネスホンの新機能である「スマホの内線化」は、そのスマホがインターネットを介することで会社のビジネスホンシステムと連携し、内線として使用できるという機能です。

スマホの内線化は、専用アプリをスマホにインストールすることで可能になります。これにより、単なる発着信だけでなく保留転送やパーク保留など、ビジネスホン同等の機能を持ったコードレス内線機として利用できます。

ビジネスに大きなメリットがあるスマホ内線化

スマホを内線化して使用すると外出先でも社内のビジネスホンから内線で呼び出しができるほか、外からスマホで発信しても相手先には会社の番号が表示されるという利点があります。これは個人のスマホの電話番号を取り引き先などに教えることなく通話できるのが助かりますよね。

そしてLTE/4G/3Gなどのパケット網を利用して内線電話として使えるため、外出先でも電話の取り次ぎが可能になります。さらに、スマホから会社の電話番号で発信することができるため通話料が会社負担になります。

以前、PHSがオフィスでは内線電話として、外出したら携帯電話として使うというダブル機能を有していて先進的と騒がれました。しかし、肝心のインフラが整わずに時期尚早感がありました。

現在では、PHSは医療機関などで使われるのみとなってしまいました。携帯電話の普及に伴い、そのインフラも整備され、そして機能的にスマホがこういった役割を担えるようになったのです。しかも、スマホの機種が最新になったとしても、アプリで対応できるので常に最新機種でスマホの内線化が可能となります。

今後、ますますスマホの内線化はビジネスシーンで進化していくのは間違いないでしょうね。まさに、トレンドの最先端といったところでしょうか。