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携帯電話会社の固定電話
NTT東日本/西日本以外の携帯通信会社も、IP電話や光ファイバー回線を使った電話のサービスを提供しています。しかもアナログ回線まで用意しています。
au(KDDI)のひかり電話サービスはどうなのか
KDDIが提供している電話サービスは、総称で「auおうち電話」と呼ばれています。現在、同社が提供している固定電話サービスは「auひかり電話サービス」「ADSL one電話サービス」「メタルプラス電話サービス」「ケーブルプラス電話」「J:COM PHONEプラス」「コミュファ光電話」になります。
このうち、いわゆるアナログの固定電話サービスであるメタルプラス電話サービスと、アナログ回線を利用したADSL one電話サービスは、すでに新規受付を2013年6月に終了しています。
前提として、同社の固定電話サービスはインターネット接続サービスと併用して使うことが基本になっています。時代なのか、光インターネットを利用した固定電話が主軸のサービスとなっていますね。
ただ、基本的には関東圏が主なサービスエリアとなっており、ようやく大阪や広島、名古屋などの他地域の都市部にサービスが広がり始めた程度です。
それを考えると、首都圏以外の人はKDDIの固定電話サービスを導入するメリットは、さほど大きくはありません。そして、むしろサービスが提供されていない地域のほうが圧倒的に多いのが現状です。
その場合は、やはりNTT東日本/西日本のフレッツ光と同時契約できる「ひかり電話」を選択する以外なさそうです。
ソフトバンクが提供する固定電話サービス
一方、もうひとつの通信事業者の雄・ソフトバンクはどうなのでしょうか。
実は、同社はまだアナログの固定電話サービスを提供しています。それが「おとくライン」です。これは、既存のNTT東日本/西日本のアナログ回線とほぼ同等の電話回線サービスになります。あまり知られていませんが、月額料金はNTT東日本/西日本のアナログ固定電話に比べて安く、しかも電話加入権が必要ありません。
さらに通話料金も安いというメリットが多いアナログの固定電話サービスなのです。
なお、同社では他社と同じく光インターネット接続サービスと合わせて提供される固定電話サービス「ホワイト光電話」というプランも用意しています。
もちろん、契約条件等によってNTT東日本/西日本とどちらがお得なのか、そして近年話題となっている光コラボも比較検討して、どれを選ぶかはあなた次第です。
気になった方は、お気軽に電話加入権ドットコムまで。ベストな選択をご提案しますよ。