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次世代の固定電話サービス「Dialpad」
インターネット回線を通じて音声通話やテキスト、画像ファイルなども送受信可能なコミュニケーション＆テレフォニーツール「Dialpad」。今後ますます発展していきそうですが、なんと固定電話による通話サービスも始めたようです。
利用中の固定電話番号をそのまま使える
ソフトバンクを日本総代理店として国内販売を開始した法人向けのクラウド型テレフォニー／コミュニケーションツール「Dialpad」。前回、その概要をざっとご説明しましたが、このほどDialpadが、なんと固定電話による通話サービスを始めたというから驚きですね。
追加サービスとして開始されたのですが、ユーザー固有の「0」から始まる10桁の固定電話番号が振り分けられ、しかも発着信が可能な音声通話サービスが提供されたのです。Dialpadは、Googleアカウントでログインするだけで、インターネットにつながるいろいろな端末から音声通話やビデオ通話、メッセージの送受信など、さまざまなサービスを利用できるのが特徴です。
この従来はなかった新しいビジネスコミュニケーションツールが、今回の固定電話番号による発着信に対応したことで、ユーザーはこれまで利用していた固定電話の番号を、そのままDialpadでも継続利用できるようになったのです。そのため、たとえばスマートフォンから外出先でDialpadを使って、すでに使っている固定電話の番号で利用することが可能となります。
つまり、オフィスにかかってきたビジネスの電話を、外出先のスマートフォンで取ることが可能となったわけです。これを使っていれば、ビジネス機会の損失を未然に防ぐことが可能となったわけです。
SOHOなどで活用すべきな固定電話ツール
もちろん、オフィスに事務方を多く抱える大企業でも、連絡する一手間が省けて便利になったわけですが、個人事業主やSOHOの経営者など、単独でビジネスを営む人にとっては、これは大きな武器になることは間違いありません。
しかも、このDialpadはクラウドから提供されるので、管理者は音声通話やビデオ通話、テキストメッセージのそれぞれのサービスをブラウザーのインターフェースから簡単に管理できるのです。なお、クラウド側では定期的に更新を行なっていくので、Dialpadの最新の機能が常に提供されるということになります。
さらに「050」番号で発着信できるサービス「Dialpad for 050」を併用して、ダイヤルイン番号を活用すれば新たに電話回線を開通させる必要がないので、たとえば従業員が急に増えた（減った）ときでも、即座に環境構築を行なうことができます。なおこのDialpadの月額利用料金は1,300円（税抜）です。