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NTTの加入電話
NTT東日本/西日本の加入電話の料金について、もう少しご説明しましょう。基本的な話として、そもそも加入電話を引くためにはいくらかかるのか?
通話料はどのくらいなのか? についてご説明していきます。
新規加入するために必要な料金
NTT東日本/西日本のアナログ固定電話に新規加入するためには、NTT東日本、またはNTT西日本のサイトから申し込むことが可能です。
なお、申し込む際には必要書類があります。個人なら運転免許証またはパスポートなど身分証明書が、法人なら登記簿謄本などを用意しましょう。
また、加入電話・ライトプランやINSネット64・ライトに申し込みをする場合は、さらに現住所が確認できる書類として公共料金の請求書などが必要になりますので、注意が必要です。
前にもお知らせしたように、新規契約時に加入電話およびINSネット64の場合には施設設備負担金(電話加入権)として36000円が必要になります。
一方、加入電話・ライトプランおよびINSネット64・ライトについては、この電話加入権は必要ありませんが、月額の利用料金が高めに設定されています。
どのくらい高めに設定されているのかは、前回のコラムを参照してください。
なお、どのプランも契約料として800円が必要になります。アナログの固定電話を新規加入するには、NTT東日本/西日本に直接申し込むだけではなく、いくつかの方法があります。それぞれのサービスには一長一短ありますから、どのサービスを利用すれば最善とは言い切れませんが、少なくともNTT東日本/西日本に直接申し込むのがオトクとは言えません。
新規加入する時には電話加入権ドットコムを利用するのが、現状では一番賢い選択でしょう。
それぞれの通話料について
なお、通話料金に関しては加入電話、INSネット64、それぞれのライトプランともに同一の料金体系をとっています。区分としては市内通話と市外通話に昼間・夜間・深夜というプランになっており、市内料金は昼間・夜間が3分で8.5円、深夜が4分で8.5円となります。
一方、市外通話については距離に昼間・夜間・深夜という区分でプランが分けられます。通話相手が隣接から20kmまでの距離なら昼間・夜間が10円で90秒の通話が可能、深夜は10円で2分の通話が可能となっています。20~60kmの距離なら昼間が10円で1分、夜間は75秒、深夜は90秒の通話が可能となります。60kmを超える距離なら昼間は10円で45秒、夜間1分、深夜90秒の通話が可能です。
もちろん、通話相手の距離を正確に計測し、時間帯をチェックして通話するといったことは不可能に近いので、こういった料金体系はあくまでおよその目安として覚えておきましょう。