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アナログ回線をオフィスに導入
オフィスに電話機を導入する際に決める事項はたくさんありますが、回線の種類はどうすべきでしょうか。代表的な回線には、アナログ回線やデジタル回線であるISDN回線、IP電話、光電話などがあります。
それぞれの回線には特徴がありますし、メリットもデメリットもあります。
今回はアナログ回線をオフィスに導入した場合に、どんなメリットやデメリットがあるのかをご紹介します。
アナログ回線とは
アナログ回線とは一般電話でも使用されている電話回線で、電話機とFAX機を接続して通信ができます。昔からある回線で、銅線を使ってつながれます。音声が銅線によって伝わり、通話が可能になります。
アナログ回線を導入するメリット
アナログ回線は従来からオフィスで広く使われてきた電話回線でした。
しかし、これまでアナログ回線のみの1種類しかなかった回線も、現在はさまざまな種類が増えています。よって、オフィスに電話回線を導入する場合、まず回線を選ぶ必要があります。そんなときに、あえてアナログ回線にするメリットはどこにあるのでしょうか。
一番は、安定した通話ができるという面にありそうです。どこにでも設置ができることや、音声通話の質も高いといわれていること、そして障害が少ないといわれていることは、ビジネスにおいて非常に大きなメリットがあります。
障害が少ないという点に関して、さらに安心なのは、他の回線と比べてモデムなどが不要というところにありそうです。
モデムに不具合が起きればつながらなくなってしまう他の回線と比べて、アナログ回線はいつも安定した通話が行えるという点で重宝されています。
それは、災害時などに特に力を発揮するようです。
アナログ回線を導入するデメリット
アナログ回線が他の回線と比べて劣るところは、回線数が少ないこと、増やそうとすると費用が割高になるというところです。
アナログ回線は1回線1通話が基本になりますが、ISDNのデジタル回線になると、1回線2通話分利用できます。IP電話になると桁違いで、ひかり電話のサービスでは、最大300通話分を契約することもできます。
アナログ回線は、とても安定していますが、同時通話数の多い企業などでは、少々デメリットになるかもしれません。