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電話加入権の買い取り
電話加入権買取店での名義変更手続きの流れ
何らかの事情で電話加入権が余ってしまい、電話が2回線も必要ないという時などは解約したいと考えるものです。NTT東日本/西日本に解除を申し込むことになるのですが、通常は回線そのものを解約することはできず、電話加入権は休止状態となります。
ただ、今後も利用する予定がなく、休止状態にしておいても意味がない場合は、インターネット上の電話加入権を買い取ってくれる業者などに依頼して、取引相場での買い取りをしてもらうのをオススメします。その手続きの流れについてご説明します。
まず、結婚して姓が変わっている場合、すぐに買い取ることはできないようです。買い取ってもらう前に電話加入権の名義を変更する手続きが必要となるためです。改姓届けという書類を提出するわけですが、該当する方は問い合わせてください。
その後、NTT東日本/西日本へ利用申込みのお知らせの書類を準備し、売却申込書、電話加入権譲渡承認請求書、印鑑証明、利用休止のお知らせを簡易書留などで郵送します。その時、買い取り専門店によっては「電話加入権ご売却に伴う個人情報収集の同意書」に署名して返送する必要がある場合もあります。
書類一式が送られてきたら買い取り専門店はNTT東日本/西日本に名義変更(有償譲渡)の手続きを行ない、名義変更が完了した時点で買い取り金額が支払われるという流れになります。
買い取りには名義の確認が大事
一人暮らしをしている親が亡くなり、電話が必要なくなったというケースがありますよね。このような時、上記の通り電話回線の休止をNTT東日本/西日本に申し込み手続きしますが、解約そのものはできず、休止扱いとなります。
つまり、電話加入権もそのまま眠っている状態となります。使わずに眠らせておくよりは知り合いに無償で譲渡したほうがよいのですが、そういう相手がいないと場合、そのままになってしまっていることが多いのです。
そういう時は、電話加入権ドットコムなど電話加入権を相場で買い取ってくれる業者に相談しましょう。その際、電話加入権の名義者が死亡しているケースがありますので、健在する相続人に名義を変更しておく必要があります。
また、企業など法人の場合は、会社の吸収・合併などで電話加入権の名義人が前の会社ということもあります。その場合は合併したことを証明できる会社の登記簿謄本が必要となります。