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休止と開通
電話加入権の販売業者には、「電話加入権休止渡し」と「電話加入権開通渡し」の2種類が用意されています。電話加入権休止渡しのほうが低い価格設定の場合が多いのですが、それでは一体どちらを選べばいいのでしょうか? それぞれにどんな特徴があるのかを考えてみましょう。
電話加入権休止渡し
電話加入権休止渡しは、休止されている電話番号が引き渡され、電話の開通手続きなどは自分で行なうというサービスになります。もし、オフィスを立ち上げるとして、まだ電話の設置場所が決まっていない場合はすぐに工事ができないため、設置場所が決まり次第、工事を行なえばすぐに利用できるという特徴があります。加入電話ライトプランの回線を使用している場合は、工事が必要ないので、電話加入権を購入した段階で切り替え作業のみで自身の電話として利用できます。
つまり、今すぐに電話を使わなくても権利だけは購入しておこうという場合は、この電話加入権休止渡しを利用すれば、後々に電話を増設する場合に便利というわけです。
電話加入権開通渡し
一方、販売業者が電話加入権の名義変更や電話番号の取得手続き、開通工事の手配をすべて引き受けてくれるのが、電話加入権開通渡しのサービスです。もろもろの手配を業者が行なうため、その手数料が加算されます。
例えば、初めて電話回線を引き込むといった場合には、慣れている業者にお願いしてしまったほうが楽ですし、自分たちでやるより電話開通までの時間が短縮される、というメリットがあります。
最近ではアナログ回線だけでなく、ISDN回線も選ぶことができます。さらに、アナログ回線ならADSLサービスも利用できますので、販売業者によっては電話加入権とADSLのセット価格で販売もされています。これは普通に電話加入権を購入する場合より、かなりお得に入手できるのです。
このように、電話加入権にもいろいろな商品が用意されていますので、コストと電話の必要状況などをよく検討して選ぶのがいいでしょう。もし、悩むようでしたら電話加入権ドットコムに、お気軽にご相談くださいね。