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ビジネスフォンの便利機能
ビジネスフォンの機能で特筆すべきなのは、その危機管理能力です。会社の経営者の方なら、ビジネスの伸長も重要ですが、従業員の安全をまず優先して考えるべきでしょう。
不審者が侵入したら自動で知らせる機能
考えてみれば、オフィスに現金や貴金属などの金品があるということは考えにくいので、そこに押し入る強盗などがいるとは思えませんが、そういった人がオフィスに入ってくるのは怖いことです。
また、近年は社外秘の資料やPC内のファイルを盗む産業スパイなども問題視されています。万が一、顧客の個人情報が盗まれでもしたら、企業としての損失は甚大です。経営者にとって、頭を悩ませる問題です。
もし、社外の人間ならセキュリティ会社に依頼するという手段も講じることができますが、社内の人間だったらどうしましょう。
そんな悩みをビジネスフォンが解消するひとつの手段になることをご存知でしょうか。不審者が侵入したら自動で威嚇し、すぐに連絡してくれる機能を搭載したビジネスフォンも販売されています。こういったビジネス・セーフティシステムが無人のオフィスを見張ってくれるのです。
もし不審者が侵入したら大音量の警報と電話機のLEDランプが点滅して威嚇します。それと同時に、通報先にオフィスの異常をすぐに知らせることもできます。
しかも、ネットワークカメラを設置すれば、画像による監視や外出先の電話から音声で威嚇することも可能になります。
しかも、この設定はセキュリティ部門の担当者だけが行なえるようにも設定できるので、社内の不審者にも対応可能となっています。
もちろん、こういった機能は一時的なものになりますので、二重・三重のセキュリティが必要にはなりますが、ツールとして活用するのは有効です。
緊急地震速報をいち早く知らせる
不審者も怖い存在ですが、日本に住んでいる以上、地震は避けて通れない恐ろしい災害です。熊本・大分の大震災も記憶に新しいところですが、いつどこで巨大地震が発生しても不思議のないこの国でビジネスを行なう以上、備えあれば憂いはないでしょう。
今は携帯電話やスマホを携行しているビジネスマンは当たり前ですが、オフィスで就業中に大きな地震が発生した場合、ビジネスフォンを設定しておけば、気象庁から配信される緊急地震速報に対応し、地震発生時にビジネスフォンの電話機から表示とランプ、警報音で知らせることができます。
地震は事前察知と備えることが重要なので、オフィスのビジネスフォンにこの機能があれば、即座に対応できて従業員は安心できるでしょう。