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固定電話の子機にも使えるスマホ
固定電話の進化が止まりません。とうとうスマホを固定電話の子機として使える機種が登場したのです。単に便利なだけでなく、通話料の節約も可能な、使える固定電話機をご紹介しましょう。
パナソニック「VE-GDW03DL」
発売から3年余りが経過しても、未だに根強い人気を誇る固定電話機がパナソニックの「VE-GDW03DL」です。人気の理由はスマホを固定電話の子機として使えるという点です。
現代人のライフスタイルは、自宅にいてもスマホは肌身離さず手元に置いているという人が多いようです。そんなユーザーには、固定電話にかかってきた電話をわざわざ取りに行く必要がなく、手元のスマホで取れたり、かけたりできる同機種は大きな反響があるのです。
ポイントとしては固定電話回線を使って、スマホから通話できる点です。ご承知の通り、固定電話回線はスマホ・携帯電話の回線より通話料金が格段に安くなります。
ちなみにNTT東日本/西日本のアナログ電話回線なら、スマホ・携帯電話にかけた際の通話料金は16~17.5円/分程度になります。光インターネット回線でもほぼ同等の通話料金になります。
しかし、スマホ・携帯電話から同じくスマホ・携帯電話へかけると、各種割引などが適用されない場合、通話料金は約40円/分とかなり高くなります。
通話料が安くなる理由とは?
固定回線の利用も、当然ながら月額の基本料金が必要となりますが、NTT東日本/西日本のひかり電話なら月額500円程度で、アナログ電話回線より安くなっています。
月に30分程度の利用でも、固定電話回線とスマホ・携帯電話回線では700~1000円ほど通話料金の差が発生するという試算もあります。
これが年間ともなると、なんと1万円近くの差になってしまいます。
ただ、こうした料金差を理解していても、ついスマホから電話をかけてしまう人が多いのです。常時携帯していて持ち歩けるという気軽さ、保存した電話帳からそのまま発信できる利便性に負けてしまうということのようです。
そんな便利なスマホが、そのまま固定電話の子機に使える「VE-GDW03DL」は、ユーザーの心理を上手く読んだ商品だったというわけです。
もし、ひかり電話に切り替えるなら加入費は不要で、しかも割引キャンペーン等を利用すれば工事費も格安に抑えられます。
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