2023.03.27

固定電話を設置するなら選びたい電話機

高機能なオススメ電話機

目次

固定電話機を新たに購入することを検討している方へ。

現在の固定電話機は進化しており、FAX機能だけではありません。

高い機能性やデザイン性など、電話機によっても様々です。
本記事ではおすすめの電話機をいくつかご紹介します。

パナソニック「おたっくす KX-PD915DL」

自宅への着信をスマホに転送できる

 
パナソニックから発売されている固定電話機「おたっくす KX-PD915DL」は自宅のWi-Fiに接続して設定しておくことで、なんと自宅にかかってきた電話をスマートフォンに転送できるのです。
スマホに専用のアプリ「SMARTalk」を入れておけば、無料で着信や転送が可能となります。

ただし、このサービスを利用するためには楽天コミュニケーションズがサービスを提供しているIP電話サービス「FUSION IP-Phone SMART」と契約する必要があります。
これまでアナログの固定電話回線を利用していた方で、新たにIP電話に乗り替えを検討している場合は、この「おたっくす KX-PD915DL」と「FUSION IP-Phone SMART」を検討してみてはいかがでしょうか。

受信したFAXをスマホで見ることができる

 
「おたっくす KX-PD915DL」のもうひとつの大きな特徴は、自宅あてに届いたFAXを手持ちのスマホで見ることができる機能です。
スマホに専用アプリ・Panasonic「スマートフォンコネクト」をダウンロードし、そのスマホを子機として登録すれば、自宅内で受信したFAX画像が転送される仕組みとなっています。

この機能の優れている点は、受信したFAXをまずスマホで確認し、必要なものであれば「おたっくす KX-PD915DL」から印刷することができることです。
これにより、投げ込みの不要なFAXを印刷して用紙とインクをムダ遣いしてしまうといったことがなくなります。
さらに、受信したFAXだけでなく、スマホで表示したウェブサイトの画面を「おたっくす KX-PD915DL」で印刷することも可能です。

また、「おたっくす KX-PD915DL」をインターネット接続しておき、メール通知の設定を行えば、外出先に受信したFAXをメールで転送することも可能です。

上記の機能を見て、勘のよい方ならお気づきかと思いますが、この「おたっくす KX-PD915DL」では、手持ちのスマホを自宅電話の子機として使用することができるのです。
当然、子機なので受発信が可能となりますが、ここで重要なのが回線は「おたっくす KX-PD915DL」が接続している固定電話回線の電話料金になるということです。
スマホの通話料金体系は、固定電話回線とは比較にならないほど高く設定されています。
それが自宅にいるときには固定電話回線でスマホを使えるのですから、電話料金を大幅に節約できるというメリットがあります。

近年、自宅に固定電話を設置する世帯が減っており、着信やFAXを受信する機械は減っていますが、フリーランスで仕事をされている方やSOHOなどの個人事業主なら、こういった電話機は便利に活用できるかと思います。
ぜひ導入を検討してみてください。

 

 

パイオニア「TF-FD35W」

固定電話を設置するならオシャレな電話機にしたいという方には、デザイン性に優れたな固定電話をおすすめします。パイオニア「TF-FD35W」は、コンパクトサイズでまるでラジオのようなおしゃれなルックスが人気です。

 

使いやすさを追求した高い機能性

 
一見してオシャレなデザインが目を引くパイオニア「TF-FD35W」は、実は使いやすさを追求した機能性の高さこそが魅力の固定電話機なのです。
親機本体での充電は、無接点式で左右どちら向きでも充電可能というユニークな設計となっています。
無接点方式の利点は、掃除のしやすさにも表れており、乾いた布でさっと拭くだけで終わるというメリットがあります。
親機本体は横置きタイプで、幅19.6cm×奥行9.0cmと置き場所を選ばない省スペースタイプなのが魅力です。

デザイン性が高く、ホワイトのバックライト液晶が綺麗で、インテリア性も非常に高い電話機といえるでしょう。
カラーバリエーションはマロンとビターブラウン、ターコイズブルーの3色で展開しています。
設置する部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができますが、どのカラーも設置する場所を問わずにしっくりと溶け込むデザイン・カラーなので問題ないでしょう。

もちろん、この「TF-FD35W」はデザインだけではありません。
電話としての機能もしっかりと充実させており、特に「迷惑電話機能」はナンバーディスプレイを用いた着信拒否機能だけでなく、通話録音機能や録音する前に「通話を録音します」というメッセージが相手に伝わる機能などを搭載しています。

 

大きくて読みやすい表示で高齢者家庭にもピッタリ

前述したディスプレイに採用されているホワイトのバックライトは、デザイン性を高めるだけでなく、視認性を高める効果を持っています。
その液晶パネルは大きくて読みやすい3型で、高齢者家庭での設置も十分対応可能です。
なお、子機1台にも液晶が付属しており、親機・子機ともに漢字表記に対応しています。

また、時計機能や目覚まし機能(モーニングコール)も搭載されています。
寝室の枕元に設置すれば、目覚まし時計としても活用できます。デザイン的にもベッドの近くに設置しやすいスタイリングではないでしょうか。

なお、停電時の通話対策も施されていて、簡易停電通話機能によって親機・子機ともに連続2時間(待ち受け4時間)までの通話が可能となっています。
ただし、本体にアルカリ乾電池が必要となりますので、災害時のために電池を常備するようにしてください。

パイオニア「TF-FD35W」は、デザイン性と電話機能の両立を図ったスグレモノの電話機です。
もしもの時のための機能の充実や、液晶の視認性の高さを考え、高齢者の親御さんがいるご家庭ならぜひ導入を検討してみたください。
比較的リーズナブルな販売価格も魅力的ですよ。