2014.11.12

電話回線はひかり電話と固定電話、どちらを選ぶ?

メリット、デメリット

目次

 

オフィス移転や新規開設の際には、電話回線を選ぶことになるでしょう。
選択肢の中には、きっと光回線が登場するはずです。
従来の電話回線と比べて、この光回線にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

ひかり電話と固定電話はどう違う?

ひかり電話とは、従来の電話回線で使われていた銅線を使ったものとは異なり、光ファイバーの回線を使った電話のことを指します。
いわゆる、「ボイスオーバーインタネットプロトコル(VoIP)」と呼ばれる技術を利用したIP電話サービスと同じものです。
高速のインターネット通信の回線の中に、電話のデータを通すことで実現されている電話です。

一般的な固定電話で使われている「アナログ回線」や「ISDN回線」とはまったく異なるものですが、その機能はほとんど変わりません。
そのため、料金の格安さもあり、多くの人気を集めています。

ひかり電話のメリット

本章では、ひかり電話のメリットについて紹介します。

ひかり電話は料金が安い

固定電話として、NTTの一般電話を利用する場合、2,000円弱の基本料金がかかってきます。
一方、光電話はNTT東日本の場合、540円からとなっています。さらに通話料は、一般の固定電話や同じひかり電話などへかける場合、全国一律で3分につき8円で済みます。

それと比べて、NTTの一般電話の通話料は、市内にかける場合、3分につき8.5円、同一県内の市外へかける場合は、距離によって異なりますが、少なくとも3分につき40円はかかってきます。
ひかり電話の通話料の格安さは、非常に大きいといえそうです。

ひかり電話のデメリット

本章では、ひかり電話のデメリットについて紹介します。
利用用途・ニーズによってデメリットになり得るか異なりますので、しっかり確認しましょう。

 

ひかり電話は停電時に使用できない

一方、ひかり電話が固定電話と比較して劣るところは、まず停電の際に使えないという点です。
一般的な電話回線と異なり、インターネット回線を使用しているがゆえのデメリットです。
つまり、インターネットのフレッツ光を別途契約する必要があるということも、条件として浮かんできます。

 

ひかり電話はフレッツ光との契約が必要

ひかり電話は、NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」の固定電話サービスとなります。
そのため、ひかり電話の利用にはフレッツ光の契約が必要となります。

インターネットと固定電話の両方を使う方にとっては料金面でとてもメリットがありますが、一方で固定電話のみ利用したい方にとっては割高になります。
固定電話のみを利用したい方は、アナログ回線ISDN回線の固定電話を利用することをおすすめします。 

まとめ

また、IP電話は一般的に通話音質の点で劣るといわれていますが、ひかり電話では「高音質通話」のサービスも出ていますので、利用すれば回避することはできます。

ひかり電話は、インターネット回線と共に導入するのであれば、固定電話と比べてとてもお得になります。
色々な点を考慮して賢い選択をしましょう。

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