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引越しで電話番号を変えたくない場合
基本的に電話番号は変わってしまいます。できれば変更したくないですよね。そんなときはどうしたらいいのでしょうか。
引越しと電話番号の相関関係
引越すと基本的に電話番号は変わります。でも、できれば変更しないで済むに越したことはありませんよね。
ただし、どうしても現在使っている電話番号やFAX番号が変わってしまうことが避けられないケースもあります。もし一時的な転勤などの引越しなら、戻ってきた時のためにキープできる番号にしておくのもよいかもしれません。
いずれにしても、なぜ引越しで電話番号が変わってしまうかを知っておかない限り、手立てを講じることはできませんので、この機会に覚えておきましょう。
まず、引越し先が同じ市内(市内局番が同じ地域)なら、同じ電話番号をそのまま使えます。
もちろん、ちゃんとNTT東日本/西日本の収容局に手続きする必要はあります。ちなみにアナログの固定電話からIP電話に変更するとき、現在では番号ポータビリティという制度を使えば、電話番号を変えずに済むので覚えておきましょう。
しかし、もし近所で引越しをしたとしても、NTTの収容局が変わってしまう場合(隣接する別の市に引越す時など)は電話番号が変わってしまうので気をつけましょう。
引越す前に局番なしの「116」番に連絡して確認するようにしましょう。
固定電話で市外局番外へ引越す場合
遠方に引越しを余儀なくされる場合、基本的には電話番号が変わることは覚悟しなければなりません。
しかし、スムーズに電話番号の変更をアナウンスする方法はあります。とりあえず引越す前の地域に電話番号を維持しておき、そこにかかってきた電話を引越し先の新しい電話番号に転送するという方法です。
これにはNTT東日本/西日本が提供している「ボイスワープ」というサービスを活用すればいいのです。
なお、これはひかり電話でも使えるので便利です。ただし、引越す前の電話番号を維持しなくてはいけないというのは少し現実的ではないかもしれません。
そのぶんの基本料金も払い続けなければいけませんし、だいたい電話をどこに置くのかという問題もあるからです。事務所を借りて、無人で電話を設置しておいて、そこから転送する…そんなことする人がいるとは思えません。
電話番号が変わってしまうのであれば、期間は限定されますがNTT東日本/西日本に連絡し、番号が変わったことを通知してもらうサービスを活用するのが現実的です。