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電話回線を復活させよう
携帯電話やスマホが普及するにしたがって、電話加入権が必要となる固定電話を設置する世帯が減っているのが現状です。
しかし、一方で固定電話がないと困ると考える動きも出てきており、以前持っていた電話加入権を復活させるにはどうしたら良いか、悩んでいる人も多いそうです。
ナンバーポータビリティーに必要なNTTの固定電話番号
NTT東日本/西日本と電話の契約する場合、以前は電話加入権が必要であり、この権利を持っていないと電話を引くことができませんでした。もちろん今でもアナログの電話回線を引き、電話番号を取得しようと思ったら、電話加入権は必要です。
しかし、電話加入権を必要としない「加入電話・ライトプラン」やIP電話、ひかり電話など電話加入権を必要としない固定電話の回線も増えてきました。それでも、以前に取得した電話加入権は今ももちろん利用することができます。
しかも、電話加入権で手に入れた電話番号なら、復活、休止の処理を行なえば、どの通信会社の電話回線を使っても同じ電話番号を使うことができるのです。
こうした、持っている電話番号をNTT東日本/西日本以外の通信事業者の回線でも使えるようにすることを「ナンバーポータビリティー(MNP)制度」といいます。逆を返せば、NTT東日本/西日本の電話加入権を持った電話番号でないと、ナンバーポータビリティーを利用することはできないということになります。
だからこそ、持っている電話加入権を手放すのは得策ではないのです。もちろん、現在の市場での電話加入権の取引価格(2,000円前後とも言われています)でさえも、お金に換えないと生活ができないという方なら手放すことを止めはしませんが、やっぱり持っておくに越したことはないのです。
とは言え、たとえば光インターネットに替えた際に、電話もひかり電話へ移行したという場合、電話加入権は不要となります。微々たる価格でも現金に換えたほうがいいと考える方もいるかもしれませんね。そういった場合は、休止扱いにすることをオススメします。
復活するための手続きとは?
休止しているアナログ電話回線の復活は、電話のみで受け付けとなっています。局番なしの「116」へ電話し、電話回線の復活をしたいということを担当のオペレーターに伝えて手続きします。
オペレーターのガイダンスに従って、復活させることで晴れてナンバーポータビリティー制度を利用できますよ。なお、持っていると思っている休止した電話番号が電話加入権を有しているのか、はたまた権利が消失しまっているのかわからないという方も、やはり「116」に電話すれば確認できます。
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