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社会人として信用されるためには、やはり固定電話がないと難しいのが現実です。
また、会社から固定電話の契約・設置をするように指示されることだってあります。
そんな、まだまだ必要な固定電話ですから、設置を検討している方は多いことでしょう。
しかし、無知なまま固定電話を設置してしまうと、後で”ああすれば良かった…”と後悔してしまうかもしれません。
取返しがつかなくなってから後悔しないように、固定電話の契約・設置に関する知っておくべきことをあれこれ紹介していきたいと思います。
3つの電話回線サービス
「ISDN回線」、「アナログ回線」、NTTフレッツ光を利用した「ひかり電話」の3つの電話回線サービスを紹介します。
ISDN回線
ISDN回線は1回線で同時2通話が可能です。
店舗では電話とCAT(クレジットカード決済端末)などの使い方、事務所やオフィスでは電話と複合機などの使い方があります。
必要な用途によって自由に組み合わせることができるため、大変人気な電話回線の一つです。
アナログ回線
アナログ回線は、電話のみで1回線1通話のみ利用するお客さまにおすすめです。
1回線のみの契約のため、電話とFAX、CAT(クレジットカード決済端末)、複合機など電話以外に回線が必要なサービスを別の回線で利用する方もいらっしゃいます。
ひかり電話
ひかり電話はお客さまのニーズによってぴったりなプランを選ぶことができます。
店舗・個人事業主のお客さまは、ボイスワープ(転送電話)など6つの人気で便利なオプションがついてくる「ひかり電話エース」が人気です。
オフィス・法人のお客さまは最大8着信32番号が利用でき、支店間の通話がおトクになる「ひかり電話オフィス」が人気です。
安さを重視される方には、月額基本料550円(税込)と大変おトクな「ひかり電話 基本プラン」がオススメです。
固定電話・電話回線 人気プラン
固定電話の工事内容
NTTの一般加入電話の工事内容
地域ごとに交換機が設置されており、経由するごとに通話料金が上がっていくシステムです。
その、張り巡らされた電話網から、引込線によって各家庭に電話はひきます。
NTTの固定電話は
電話網 → 引込線 → 保安器 → 屋内配線 → さしこみ口 → 電話機
という順番で通話ができるようになっています。
電話線が設置されていない家の場合には、上記の足りないところを繋げる工事が必要になるのです。
IP電話の工事内容
IP電話はインターネット(ブロードバンド)回線を使います。
インターネット回線 → 引込線 → ケーブルモデム → ターミナルアダプタ → 電話機
工事にかかる時間は状況によりますが1、2時間程度となります。
ひかり電話の工事内容
ひかり電話は光ケーブルを使います。
仕組みは以下のようです。
最寄りの光ケーブル → 引込線 →ケーブルの引留め → ケーブルの保護 → ケーブルの固定
→ 家の中に引込む(エアコンのダクト・電話線の配管・新規に壁に穴あけなどの工事例)
→ 光コンセント → ルーター(ONU) → 電話機
という順番です。
工事にかかる時間は2時間程度となります。
※ひかり電話はNTTなどの電話会社が提供しているIP電話です。プロバイダーが提供するIP電話との大きな違いは、110、119、フリーダイヤルなどの電話番号が使えることです。
固定電話の設置工事費用
新規で固定電話を引く場合
新規で固定電話を引く場合は、「施設設置負担金」が39,600円(税込)、契約料が880円(税込)が必要となります。
その他基本的な電話設置の工事費は無料になります。
工事費の種類 | 設置工事費 |
---|---|
施設設置負担金 | 39,600円 |
契約料 | 880円 |
ライトプランや中古の電話加入権を利用して固定電話を引く場合
ライトプランや中古の電話加入権を利用して固定電話を引く場合は、
「基本工事費」が2,200円(税込)、交換機工事費1,100円(税込)が必要となります。
また、交換機の工事が不要の場合は「交換機工事費」の必要はかかりません。
設置工事費の計算方法は、
「基本工事費」+「交換機等工事費」+「屋内配線工事費」+「機器工事費」となります。
例えば、
施設内や家の中の工事が必要なく、基本の工事費で済んでしまう場合は、
基本工事費の2,200円(税込)で済みますし、交換機の工事が必要であっても、
交換機等工事費1,100円(税込)を足して3,300円(税込)の設置工事費となります。
その他施設や家庭に必要な機器(ホームテレホン、ビジネスホン、ファクシミリ、防犯カメラ等)を設置する場合は設置工事費は異なります。
工事費の種類 | 設置工事費 |
---|---|
基本工事費 | 2,200円 |
交換機等工事費 | 1,100円※ |
屋内配線工事費 | – |
機器工事費 | – |
IP電話の場合
インターネットを契約するときに様々な工事が必要となります。
同じプロバイダーでIP電話を設置する場合、簡単な工事で済みますが、
契約者の状況により工事内容と工事費用は変わります。
また、プロバイダーによっては加入するとIP電話の基本料金だけでなく、
工事費用も無料や大幅割引のキャンペーンをしているところも多くあります。
工事費用がかかる例を挙げると、NTTの固定電話から番号を変えない番号ポータビリティで、
2,200円前後、交換機等工事費1,100円前後のトータルで3,300円前後の工事費用がかかります。
工事費の種類 | 設置工事費 |
---|---|
番号ポータビリティ | 2,200円 |
交換機等工事費 | 1,100円※ |
ひかり電話の場合
平均すると3,300円(税込)前後ですが、今まで加入していた電話を休止してひかり電話にする場合は、
利用休止工事費プラス1,100円(税込)の工事費が必要です。
その他、料金でお悩みの方へ、電話加入権ドットコムが電話回線の月額基本料金や通話料金を比べてみました。
お客様の利用する方法によって、お安くご利用して頂くプランが異なります。まずはどのプランがお得に利用できるか是非お問い合わせ下さい。
固定電話の開通までの流れ
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電話加入権は買ったほうが得か借りたほうが得か
電話加入権を持っている方と借りる方(ライトプラン)の毎月の基本料金の違いは275円(税込)です。
ひと月の料金に大きな違いはないかもしれません。
しかし、1年だと3,300円(税込)の違いになります。
3,300円もあれば中古の電話加入権を購入することができます。
となると、1年以上使う固定電話なら、金券ショップなどで中古の電話加入権を購入した方が得だということです。
電話加入権は後からでも契約できます。
はじめは必要ないと思ってライトプランで契約しても、あとから電話加入権を購入して基本料金を安くすることもできます。
長い目で見て電話加入権を購入したほうが良いと思ったら、どんどん料金を見直して毎月の通話料金を少しでも安く抑えましょう。
今後、電話加入権がなくなる可能性
全国に電話網が完成し、家を継ぐ人がどんどんいなくなり、携帯電話が普及した現代では、電話加入権は余っている状態です。
そのため、近い将来には電話加入権が値下げされることも考えられます。
2005年に一気に半額に値下げされたことを考えると、もしかすると次の料金改定では0円ということも考えられます。
そうなると、ライトプランの基本料金も一般の加入電話と同じになるでしょう。
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