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電話設置のポイント
中小企業の担当者の方へ。オフィスの電話を入れ替えたい、事務所移転などで電話を新規で導入したいという場合、具体的に何台くらい、どんな電話回線を入れればいいのかなど分からないことも多いでしょう。
オフィスの規模によって最適な台数や回線は異なります。そこで、中規模オフィスの電話設置のポイントを紹介します。
中規模オフィスの電話設置のポイント
中規模オフィスに電話機を設置する場合、できるだけ通信コストを抑えつつ構成するには、支社間の通話料に気を配るのがポイントです。例えば、オフィスタイプのひかり電話回線を選んだ上で、さらに支社間の音声通話が定額でかけ放題になる、グループ通話定額を契約するなどすれば、大幅なコスト減につながります。
中規模オフィスに最適な電話機と台数
電話機が10~25台ほど必要な中規模オフィスでは、最大5~12回線、最大20~30台前後の接続ができる電話機がいいでしょう。例えば、8回線24台接続可能なものや、12回線32台接続可能なものなどがおすすめです。
電話機を選ぶ際には、最大接続数に気を付けてください。ビジネスフォンは機種によって接続数が決まっています。最大接続可能数を超えて電話機を増設する場合、主装置を変更したり、システムを入れ替えたりしなくてはならないので、あらかじめ少し余裕のあるプランを立てるようにしましょう。
中規模オフィスに最適な電話回線とは?
一般的に、回線数は従業員数の3分の1くらいがちょうどいいといわれています。オフィス全体で100名従業員がいる場合、30回線あればいいというわけです。
アナログ回線の場合、1回線で1通話分、ISDN回線では1回線で2通話分、ひかり電話オフィスタイプでは、一つの電話番号で3通話分ついており、さらに最大5通話分追加できます。より従業員数が多いオフィスでは、ISDN回線やひかり電話を契約しておくと、後々も便利になりそうです。
まずは自社の従業員数や使用回線数を正確に算出してから、電話回線や回線数を決めるようにしましょう。