2017.01.11

迷惑電話に屈しない方法とは

迷惑電話おことわりサービスや迷惑電話対応の電話機

目次

迷惑電話に屈しない方法とは

こちらの都合もお構いなしにかかってくる「迷惑電話」は、本当に困ったものですよね。携帯電話やスマホにもかかってくることもありますが、ご自宅の固定電話はさらに迷惑電話が多いと思います。どのような対策をしたらよいのでしょうか。

「迷惑電話おことわりサービス」を活用

迷惑電話の猛威がとどまるところを知りません。携帯電話やスマートフォンには、そこまで迷惑電話はかかってきませんが、固定電話にはかなりの頻度で迷惑電話がかかってきます。

もちろん、振り込め詐欺といった犯罪の迷惑電話もありますし、新聞の勧誘や不動産の営業など、一般的に迷惑だと思われる電話というのは固定電話に集中してかけられています。電話番号は個人情報なので、こういった業者はどこから電話番号を入手しているのでしょうか。

もちろん、会員登録やアンケートなどで電話番号を記入することも少なくないので、もしこうしたサイトから個人情報が流出してしまえば、その番号は「名簿屋」といわれる業者へと渡り、拡散されて迷惑電話の餌食となってしまうのです。しかも、悪質な業者だけでなく、一般的に大手と言われる企業ですら、この名簿屋からリストを購入しているという噂もありますので、油断は禁物なのです。

そんな固定電話の迷惑電話対策として一般的なのは、NTT東日本/西日本の「迷惑電話おことわりサービス」です。このサービスは、迷惑電話を受けた直後に、その電話機で「1442349」をプッシュすることで、迷惑電話の発信元の番号がNTT東日本/西日本の交換器に登録されるという仕組みです。電話番号を登録してしまえば、今後その発信元の番号から電話がかかってくると、相手側にこの電話はつなげないといった主旨のアナウンスが流れ、その相手から電話がかかってくることはなくなります。

もちろん、着信の際にこちらに呼び出し音が鳴ることもありません。着信拒否ができる電話番号数は「迷惑電話おことわりサービス6」が最大6番号で600円/月、「迷惑電話おことわりサービス30」が最大30番号で700円/月となり、さらに新規申し込みの場合は別途2,000円の工事費が必要となります。

ただ、昨今の迷惑電話は次々と電話番号を変えて襲いかかってきますので、30番号程度ではすぐに上限いっぱいになってしまうでしょうね。この月額利用料金を支払うくらいなら、別の迷惑電話対策を検討したほうがいいかもしれません。

迷惑電話対応の電話機を導入する

近年では、迷惑電話に対応する機能を持つ固定電話機が各メーカーから発売されていますよ。これらの電話機に共通する機能として、特定の番号の呼び出し音を鳴らさないといったものがあります。

しかも、特定の電話番号だけでなく、非通知や公衆電話、通知不可能(おもに海外から)の番号も設定できるのです。

こういった番号から着信があったら、呼び出し音を鳴らす前に電話機が自動応答します。こうした迷惑電話撃退の機能を搭載した電話機は増えてきているので、家電量販店などでチェックしてみてはどうでしょうか。

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