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オフィス電話機
オフィスの新設や移転などに伴って、電話機を導入したいという場合、だいたいどのくらいの台数が必要なのでしょうか? 単純に、今いる社員の数だけ導入すればいいのではと考える方もいるでしょう。しかし、今後の増員を考え、将来に備えた台数を導入することで、無駄な出費を抑えることができます。
オフィスに最適な電話の導入台数は?
オフィスに電話機を導入したい。そんなときには、現在の社員数プラス増員の可能性がある数がいいといわれています。また、デスクの数プラス会議室の数が目安になるといわれることもあります。例えば、社員が10人、デスクが12個、会議室が2部屋あるのであれば、12プラス2で14個が導入電話台数になります。
もし大幅に人が増えることが決まっているのであれば、現在の社員数よりも多く見積もっておかなくてはなりません。しかし、その際に気を付けなくてはならないことがあります。
増設台数によって異なる電話機
将来社員が増えるという場合には、ぜひ上乗せした数で台数を導入したいものですが、闇雲に導入してしまうと失敗してしまいます。なぜなら、ビジネスフォンは、その機種によって最大接続台数が決まっているからです。
実際の例を挙げると、NTTの「αGX」という機種は、Sタイプで10台、Mタイプで30台、Lタイプで480台が最大接続台数になっています。一方で、saxaの「Regalis UT700」という機種では、端末接続台数が最大32台までとなっています。
つまり、saxaのこの機種を導入する場合、32台以上台数が増える見込みがあるのであれば、避けたほうがいいというわけです。
設置可能台数は機種によって、最大8台、最大10台、最大30台、最大500台以上などそれぞれです。よく注意して選ぶようにしたいものです。
この導入台数が決まったら、今度は回線の数を決めていくことになりますが、このときに同時利用台数についても算出しておくと便利です。将来の増員数だけでなく、同時に電話をかけるシチュエーションにおいて、どれくらいの社員が同時に通話することになるのかをよく想定するようにしましょう。