2017.06.01

付加サービスも充実してきた直収電話

プッシュ回線、キャッチホン、着信お断りサービス

目次

付加サービスも充実してきた直収電話

NTT東日本/西日本が提供するアナログの電話回線では当たり前に使えた付加サービスも、直収電話に変更すると使えなくなります。でも、最近では直収電話にも同等の付加サービスが提供されるようになってきました。

NTT東日本/西日本と同じようなサービスもある

直収電話サービスでは、NTT東日本/西日本の付加サービスが一部使えなくなることは以前ご説明しました。でも、各通信事業者は直収電話に同様の付加サービスを提供しています。

ただ、今までのNTT東日本/西日本のアナログ固定電話の付加サービスに比べて、サービス内容に問題はないのか不安ですよね。もし、これまで使っていた付加サービスが使えないのであれば、ちょっと困ってしまいます。でも安心してください。

ほとんどの直収電話サービスで、付加サービスもNTT東日本/西日本のアナログ固定電話サービスと、ほぼ同等のものが利用できます

一例として、NTT東日本/西日本の「プッシュ回線」と同様のサービスがあります。ダイヤルした番号をトーン信号で送る電話回線で、ダイヤル回線に比べて操作が簡単で、しかも接続までの時間が短く、早く繋がる特徴があります。
また、NTT東日本/西日本の「キャッチホン」と同様のサービスも、もちろんあります。

言わずもがなですが、キャッチホンとは通話中に他の人から電話がかかってきた場合、割り込み音でお知らせするサービスのことです。電話機のフックボタンを操作することで、通話中の相手を一時保留し、割り込みで掛かってきた相手と通話できます。

さらに法人向けのサービスとして、NTT東日本/西日本には「代表取扱サービス」というものがあります。これは、事務所内や同じ拠点などに設置された複数の回線でグループを作ることができるサービスです。グループ内で予め決めておいた代表番号に着信があった際、申し込んでおいた選択方法に従って、順次空き回線を選んで着信接続するという便利なサービスなのですが、これも各通信事業者が提供しているようです。

独自の付加サービスも登場してきている

また、独自の付加サービスも出てきているので、こちらもチェックしておきたいものですね。例えば「着信お断りサービス」など、受けたくない電話番号からの着信を拒否するサービスなどがそのひとつです。不要なセールスの電話や迷惑電話などをシャットアウトすることは、ビジネスの現場でも重要なことになるでしょう。