2023.03.27

次世代の固定電話サービス「Dialpad」ってなんだ?(1)

ダイアルパッド

目次

海外で人気のIP電話「Dialpad」

「Dialpad」とは何かご存知でしょうか? アメリカや韓国ではすでに1000万人以上が利用しているインターネット電話サービス(IP電話)です。そんな「Dialpad」について、ここでおさらいしてみましょう。

法人向けテレフォニー/コミュニケーションツール

「Dialpad(ダイアルパッド)」とは、さまざまなコミュニケーション手段を統合する“モダンビジネスコミュニケーションツール”で、日本ではソフトバンクを総代理店として販売が開始されました。このDialpadというのはGoogleアカウントでログインするだけで、音声通話やビデオ通話、インスタントメッセージなど、いろいろなコミュニケーションを、簡素な共通インターフェースによって各種端末から利用できるアプリケーションです。

このDialpadの大きな特徴は、すべてのユーザーへ固有の「050」の電話番号が割り当てられることです。つまり、IP電話としての機能も有しているわけです。この電話番号は、例えば企業の代表番号を設定して、その番号を複数ユーザー(最大25人)に割り当てることもできるのです。

つまり、代表番号への着信はユーザー全員が受けることができ、しかもユーザーが代表番号を使って発信することもできてしまうのです。これは次世代型の法人向けテレフォニーサービスといっても過言ではないでしょう。

いったい何ができるのか?

それでは、Dialpadがあれば、いったい何ができるのでしょうか。非常にシンプルに説明すると、Dialpadではマルチデバイスで音声通話やビデオ通話、そしてテキストによるチャットなどのコミュニケーションができ、しかもGoogleの「G Suite」やマイクロソフトの「Office 365」といった連絡帳やスケジュール帳の管理をDialpadのクラウドで一元管理することができます。

さらに世界シェアNo.1の営業支援・CRMツール「セールスフォース」などと上記のG SuiteやOffice 365を統合し、簡単に運用管理ができるという特徴を持っています。

しかも、驚くべきことにDialpadはWindowsやMac用のネイティブアプリだけでなく、ChromeブラウザやiOS、Android用のモバイルアプリ、さらに固定電話まで提供しているのです。

これまでも、IP電話や通話アプリなどは存在していましたが、このようにビジネスに特化したツールはありませんでした。デキるビジネスマンなら、当然Dialpadを入手しないと仕事にならないといった時代が来るかもしれませんね。