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アナログの電話料金を払わないと大変なことに…
年が明けても国内の不況は続いていますね。不況の原因はいろいろありますが、一般市民の大半の生活は楽なものではありません。そんな苦しい家計の中では電話料金の支払いがつい滞ってしまうということもあるかもしれません。しかし電話料金を滞納すると、実は大変なことになってしまうのです。
アナログの固定電話料金を滞納すると使用できなくなる
NTT東日本/西日本のアナログ固定電話は、未払いを続けると停止されます。料金締切日を過ぎて未払いとなった約1ヶ月後には回線が停止され、その固定電話は使うことができなくなります。
「今は固定電話なんてほとんど使わないから、問題ない」という声が聞こえてきそうですが、そうはいきません。例えば会社に就職する際や役所やサービス店などに申請や登録をする際、アナログの固定電話を所有していないと信用されにくいのです。
つまり、電話加入権が身分証明のひとつとして認識されているということです。所有していても使わないけど、持っていないと不便を感じるのがアナログ固定電話なのです。
その固定電話がNTT東日本/西日本の場合は、料金の締切日を過ぎて未払い状態となると、電話や督促状などで支払い催促が来ます。
本来、その催促でうっかり支払い忘れへ対応するわけなんですが、もし意図的に未払いを続けたら、未払い開始から1ヵ月程度でアナログ固定電話は停止されてしまいます。
未払い状態を続けると電話加入権を強制解約される
さて、アナログ固定電話の料金未払いを続けると、その固定電話の停止そして加入権の喪失へと進みます。仮に加入権がなくなったからといって、未払い料金の支払いを逃れられるわけではありません。さらに未払いを続ければ、少額訴訟、財産の差し押さえといった法的な強制執行に移ります。
ちなみにアナログ固定電話料金の未払いは、1か月後に回線の停止、1か月半後に電話加入権の強制解約へ進みます。強制解約とは電話加入権を失うということです。再開するには、あらためて電話加入権を購入する必要があります。
電話加入権自体は、今はさほど高価ではありません。NTT東日本/西日本から定価で購入するなら36,000円(税抜)ですが、販売業者から購入すれば数千円で手軽にゲット可能です。問題なのは、もしアナログ固定電話が停止されたら、その電話のアナウンスは「お客様の都合により通話ができない状態です」と流れ、強制解約後は「おかけになった電話番号は現在使われておりません」と流れるということです。
電話をかけた人が、そういったアナウンスを聞いたらどう思うでしょうか。この人はアナログ固定電話の料金を払っていないのではないかと思われますし、それで信頼を失ってしまう可能性もありますよね。
そして、いったん人の信頼を失ってしまったら、回復することはほとんど不可能なのです。アナログ固定電話の料金を未払いにしていると大変な事になる、というのは以上の問題があるからなのです。
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