目次
不要となった電話加入権は売れるのか？
電話加入権が必要なアナログの固定電話が減っているにもかかわらず、実は市場に電話加入権の買取り販売を行なう業者はけっこうあります。売りたい人が多いからでもあるのですが、今どき電話加入権がほしいという人はいるのでしょうか。
売却する際に注意すべき点は？
アナログの固定電話を設置するために必要な電話加入権ですが、これが廃止されてしまうという噂は、実は何年も前から出ています。
それなのに、現在のところ電話加入権を廃止するという動きはまったくありませんよね。これはいったい、どういうことなのでしょうか。単なる噂なのでしょうか。
ただ固定電話を使うために電話加入権を必要とする人は減少しています。それは事実です。その要因は、もちろんIP電話やひかり電話など、電話加入権を必要としない固定電話が増えてきたことでしょう。
そして、電話加入権を売却したいという人も増えてきたため、それに対応する買取り業者の数も多くなってきています。
必要なくなった電話加入権は、休止という扱いにするのが常識となっています。買取り業者によって条件は異なりますが、電話加入権が休止されているということを証明する「利用休止のご案内」という書類が必要となります。
一般家庭でも企業など法人でも、電話加入権が必要ないというのであれば売却することができます。でも個人・法人に関わらず、電話加入権を自分でオークションに出品するということはないでしょう。
手続きも必要ですし、そもそもそのためだけにオークション出品するような時間もないはずです。
ただ、買い取った電話加入権をオークションに出品する業者はあるようです。電話加入権は休止状態なわけで、その場合、名義は元の持ち主になります。
つまり、別の顧客に販売（電話加入権の扱いは譲渡）されるまでは、その電話加入権をもともと購入した人あるいは企業の名義なのです。
これが悪質な買取り業者なら、その名義を変更しないで格安で販売してしまうことがあるのです。電話加入権の名義変更がされないまま販売された場合、万が一犯罪に使用されてしまったら、名義人が犯罪に巻き込まれる可能性があるということを忘れてはいけません。
電話加入権の買取り業者を選ぶ際は、信頼性のある業者＝電話加入権ドットコムを選ぶようにしましょう。
電話加入権はいくらぐらいで買い取ってくれる？
残念ながら、現在は電話加入権の相場が非常に安くなっています。価格は幅がありますので明言は避けますが、数千円程度で買い取っている業者が多いという認識で問題ありません。
そして、電話加入権の休止にかかる工事費用が2100円必要となりますので、取引する買取り業者によっては損をしてしまうこともあり得ますので、気をつけましょう。