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以前、電話加入権は財産として扱われていたので、それを抵当にして融資を受けることもできました。それでは、現在はどうなっているのでしょうか？
抵当権や質権が付いている電話加入権
電話加入権には、抵当権や質権を設定することが認可されています。現在、ほぼ価値がないと考えられている状況で、これは信じられないことかもしれません。
ただ、かつては高額で電話加入権が取り引きされており、その電話加入権には質権や抵当権が設けられました。そして、それらの質権や抵当権を担保に借金をすることもできたのです。
当たり前ですが、このような質権や抵当権が設定されている電話加入権は処分できません。ただ、あまり好ましくない業者が取り扱う電話加入権の中には、ごくまれに質権や抵当権が付いたままのものがあるケースもありますから注意が必要になります。
電話加入権に設定されていている質権や抵当権が発動されたとしても、その該当する電話加入権を差し押さえられるだけで、例えば所有財産まで差し押さえられるといった事例はありません。
特に、その電話加入権に付いている抵当権の代わりにできた負債を肩代わりする必要はありませんので、その点は心配ありません。
めったにないケースですが、電話使用権に付いている質権や抵当権を名目に借金返済を要求されたという事例はあるようなので、これも気をつけたいところです。当然、そんな借金を返す必要はありません。仮に、そんな要求があったら弁護士に相談することをおすすめします。
抵当権が設定されていると電話加入権の売却は？
電話加入権に質権や抵当権が設定されていると、その電話は基本的には移設や解約ができないことになっています。そのため、そういった電話加入権を悪質な業者から購入してしまった場合、移転などのタイミングで、大きなトラブルが発生してしまうと行ったこともあるようです。
こういった無用のトラブルに遭遇しないもっとも最善な方法とはなんでしょうか？ それは、電話加入権を販売する業者をインターネットなどでしっかりと調べて、信用度が高く信頼できる電話加入権を取り扱う業者に問合わせ、購入などを任せるといったところでしょうか。
少なくとも、電話加入権ドットコムなら、こういった問題のある電話加入権は取り扱っておりませんから、ご安心くださいね。