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施設設置負担金が不要
施設設置負担金は、NTTの加入電話を契約する際に必要な、電話設置の費用です。現在は税別36,000円と設定されています。かつての額よりも大幅減額になりましたが、まだまだ少し費用がかさむイメージがあります。そんな施設設置負担金が不要なサービスもあります。
今回は、その2つのサービスについてご紹介します。
施設設置負担金とは?
施設設置負担金とは、電話の開設を申し込んだ際に必要となる「電柱や交換機などの設備を設置費用」と定義されています。
実際、NTTの市内交換局のビルから、契約者の自宅内まで設置する加入者回線設備の建設費用の一部としてまかなわれています。こうして回収された費用の中から、加入者回線設備1回線当たり、約16万円が投資されています。
施設設置負担金が不要なサービスがある
この施設設置負担金が不要なサービスが、NTTにはあります。それは「加入電話・ライトプラン」と、「INSネット64・ライト」です。
「加入電話・ライトプラン」は、施設設置負担金が不要の代わりに、交換機などの工事費がかかります。また、月々の使用料金が「加入電話」よりも少々割高となります。毎月かかる費用は、例えば事務用での3級局が加入電話では2,500円(税抜)のところ、加入電話・ライトプランでは2,750円(税抜)です。しかし、少し割高になるだけで、導入が容易に行えると言うところはメリットといえるでしょう。
「INSネット64・ライト」とは「INSネット64」と同じく、1本で2回線同時に電話利用できるサービスです。例えば、1回線だけでは電話受信中にFAXを受信できないという事業所などに便利です。このINSネット64を、施設設置負担金を払わずに利用したい場合には、INSネット64・ライトを契約することができます。この場合も、通常のINSネット64よりも使用料金が割高になりますが、導入は気軽にできるのが特徴です。
電話加入権を持っていない方で、すぐに電話設置を行いたい場合には、ぜひこの施設設置負担金が不要のサービスを検討してみましょう。