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引っ越しなどの際には固定電話も移転する必要が出てきます。その際には、電話会社に引っ越しの手続きを行う必要があります。では、どのような手続きが必要でどのようなことに注意するべきなのでしょうか。
電話の引っ越しの手続きの大まか流れは、申込み、引っ越し、電話回線工事、開通、手続き完了となります。
引っ越し手続きの申込み
電話の引っ越し手続きは、電話かインターネットで申し込むことになります。手続き申し込みは、引っ越し日が決まったら早めに行うことが大切です。引っ越しの手続きを申し込む前に、電話の契約者名義、現在使用している電話番号、現住所と引っ越し先の住所、電話の取り外し日と取り付け希望日などをあらかじめ確認しておきます。
手続きの仕方は、電話の場合、NTTなら116にかけ、上記の情報を伝えます。電話回線工事は予約制となりますので、この時に工事の希望日を伝えるようにします。電話回線工事は予約制ですので、必ずしも希望日に工事が行われるとは限らないので、注意が必要です。料金は現状の契約や、引越し先の設備状況によって変わってくる場合がありますのでこちらも確認しておきましょう。
番号そのままで引越しできる?
電話番号を変えずに引っ越しできるかどうかについては、市町村(市内・市外局番)が変わらないという前提のほかに、NTTの収容局が同じであるという条件があります。そのため、市内の引越しであっても、道1本を隔てて収容局が違うために電話番号が変わってしまうということも考えられます。
市外への引越しであれば電話番号が変わってしまいますが、市内の引越しであってもNTTに確認してみてください。
忘れてはいけない転送設定
電話番号が変わってしまう場合、3ヶ月間は転送サービスを受けることができます。移転のタイミングでしてもらえるよう、あらかじめ伝えておきましょう。
引越しに伴って電話を解約する場合
引越し先で電話を引かない、もしくは別の電話会社にする場合などは解約の手続きが必要です。期間に余裕を持って利用中の電話会社に連絡しましょう。
電話を解約して引越し先でも契約しないという場合、電話を引かないデメリットも生じてきますので、引越しを機に自分に合ったランを見極めて契約し直すことも考えてもよいでしょう。
引っ越し先での手続き
引っ越し先では、電話回線工事が行われることになります。新居などで電話回線が整っていない場合には立ち合いが必要となります。工事の所要時間は、建物の環境などによって異なりますが、30分から1時間程度です。また、工事の費用は、電話回線の内容などによってことなり、電話回線を新設する場合は高くなる可能性があります。電話番号し関しては、引っ越し先の住所が同一の市町村内であれば、同じ番号が使用できることが多いです。引っ越し先が、同一の市町村でない場合は、電話番号は偏光となります。工事の際には、電話機などの通信機器、運転免許証や健康保険証などの身分証明書を用意しておく必要があります。
電話の引っ越し手続きは、引っ越しの内容、手続きの申込み方法、市町村などによって異なる場合があります。引っ越しをする際には、契約をしている電話会社に問い合わせ、よく確認してから手続きをするようにして下さい。