2015.02.09

電話の引越しをする場合、どんな情報が必要?

移行手続きと電話番号

目次

電話の引越しをする場合の必要情報

事務所の移転に際して、固定電話も引っ越しの手続きが必要になりますよね。正直、事務所を移転するために各方面へ手続きなどを行なわなければならず、総務系の部署の方はご苦労が多いことと思います。もちろん、業務を遂行するにあたって今の場所では手狭で、建物の老朽化や賃借の契約更新などの関係で、どうしても移転せざるを得ないケースがほとんどです。

ただ、世の中には「常に環境の変化を求める」という人種がいることも確かです。企業のトップがこういった人種の場合、けっこう頻繁に事務所を移転したり、人事異動を行なったりします。そのたびに翻弄されるのが、事務方と呼ばれる部署の方々です。でも、愚痴っていても移転の作業が進むわけではありません。せめて、移転のための手間を少しでも減らす努力をすべきでしょうね。

ここでは、電話の引っ越しについて、どのような情報が必要となるのか考えてみます。

移行手続きを進めるために

電話を移行するための手続きとして、用意しておきたい情報は以下の通りです。

・現在の電話番号
・電話の契約者名義名
・現在の住所と新住所
・請求書送付先の住所
・工事の希望日

NTTによる工事の日程は予約制なので、希望通りになることはほとんどありません。もし、自社で手続きを行なう場合は最低でも1ヶ月~2週間前には管轄のNTTに予約を入れるようにしましょう。ただ、電話加入権ドットコムでお申込み頂けば、その限りではありません。

同一市内でも電話番号を変えないといけないの?

事務所の移転が行なわれると、基本的に今まで使っていた電話番号は変わってしまいます。でも、できれば変更したくないですよね。移転先が同一市内(市内局番が同じエリア)なら、同じ番号をそのまま使うことができます。ちなみに固定電話からIP電話へ変更するとき、番号ポータビリティ制度を使えば番号は変わりません。
エリア外に移転する場合は、基本的には諦めるしかありません。ただ、裏ワザとして移転前のエリアに電話番号を維持しておき、そこにかかってきた電話を新しい番号へ転送するという方法があります。転送するのはNTTの「ボイスワープ」というサービスで、ひかり電話でも使えます。ただ、電話番号を維持しなくてはいけないため、余計なコストがかかるのも確かです。この場合は、いずれ移転先の番号をお知らせするためのつなぎと考えたほうが良いかもしれませんね。