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電話加入権についてのご説明は今までにも何度かしてきましたが、
その中でよくいただく質問でもある、インターネット接続のトレンド
「フレッツ光」を契約すると電話加入権はどうなるのか、についてわかりやすくご説明します。
「ひかり電話」なら、これまでの固定電話の番号がそのまま使える
NTT東日本/西日本のフレッツ光を契約したら、
月額500円または800円のオプションで「ひかり電話」が使えるようになります。
通話料金が通常の電話加入権を必要とする固定電話よりも安いので、
インターネット接続をフレッツ光にすると同時に、このひかり電話に切り替える人が増えています。
ただ、これまで使っていた固定電話の番号がそのまま使えるのかどうか、不安に思っている人も少なくありません。
結論から申し上げますと、安心してください、使用できます。
基本工事費1,000円、交換機等工事費1,000円、同番移行工事費2,000円の、合計4,000円で、
今までアナログの固定電話で使っていた電話番号がそのままで、ひかり電話に乗り替えが可能です。
そして、うち基本工事費はフレッツ光と同時に工事を行なえば不要なので、
通常のケースでは実質3,000円で、これまでと同じように電話を利用することが可能なのです。
しかも回線が光になったからといって、
別途に電話機を購入しなければならないということもありません。これまで使っていた電話機を利用できます。
ひかり電話を利用する場合これまでの電話加入権は「利用休止」になる
なお、これまで利用してきた固定電話の電話加入権は、同じ番号でひかり電話に切り替えた段階で「利用休止」という状態になります。
利用休止とは、5年ごとに電話加入権の利用休止期間を更新する手続きが必要となり、
10年以上の更新手続きがなければ自然に解約したものと見なされ、消滅してしまうシステムです。
ひかり電話に乗り替えて、もう電話加入権は必要ないからかまわないと思っているかもしれませんが、その点は注意が必要です!
例えば、急に移転することになって移転先エリアが光回線を利用できなかった場合には困りますよね。
その時に固定電話を復活させる必要もあり、電話加入権を購入しなければならないことになります。
また、実はアナログ回線の固定電話が災害時に一番強いとされているのをご存知でしょうか。
アナログの電話線から電源供給されているので、電話線の切断や基地局が倒壊してさえなければ、
災害時にも使えるのです。ですから、利用休止扱いにして更新手続きをしておくほうがメリットが大きいということは覚えておきましょう。
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