2016.02.11

固定電話の電話機の今

電話機能、FAX機能、コピー機能

目次

固定電話の電話機の今

ひかり電話やIP電話が一般家庭にも普及してきました。その反面、固定電話の電話機自体は大きく変化はないと思っていませんか。実は今の固定電話機はさまざまな機能が搭載され、大きく進化を遂げているのです。

電話機能とFAX機能だけではない今の電話機

IP電話や、ひかり電話に移行されている固定電話ですが、その電話機自体はナンバーディスプレイ制度が導入された1990年代末以降、実は大きな進化はないのです。

ただフラッシュメモリーが低価格化したことにより、留守番電話機能の音声データを記録する媒体が、小型のカセットテープからメモリーカードなどへの移行が起こりました。

こういった半導体技術の進歩は電話機にも影響を与えましたが、自分の声を受話器に内蔵されているマイクで音声信号へ変換して送出、相手の声の音声信号を同じく受話器に内蔵されるスピーカーで音声に変えるという基本機能は変えようがないため、電話機の劇的な進化はできなかったわけです。

一方、FAX機能付き電話機は上記の半導体技術の進歩に乗ることができました。SDメモリーカードといった大容量のフラッシュメモリーが普及したことで、従来なら用紙切れなどで受信データが失われるというトラブルが頻繁にありました。

しかし、現在のFAX電話機なら受信した画像データをフラッシュメモリーに保存しておき、電話機本体に搭載されている大型の液晶ディスプレイやスマホなどで、その画像確認を行なってから、印刷するかどうか決められるようになりました。

これにより、用紙やインクカセットなどを常にセットしておかなければならない状況が必要なくなり、非常に経済的かつエコに対応したオフィス環境となったのです。

コピー機能も搭載したA4複合機という選択

しかも近年はパソコンと接続するインクジェットプリンターの進化が著しいですよね。通常のパソコン画面からプリントアウトする利用法だけでなく、インターネット回線を使ったIP電話やひかり電話あてに送られたFAXをプリントもできます。

また、コピーができるだけでなく、スキャナー機能まで搭載されているのです。もちろん、こういったインクジェットプリンターは一般家庭用として普及してはいるのですが、SOHOなど小規模のオフィスなら、十分に業務用途として対応できるレベルまで進化しているのです。

あると便利な固定電話への付加サービスのご紹介はこちら>

固定電話についてもっと知りたい人へ

固定電話の加入なら「安い・早い」の電話加入権ドットコムにおまかせ

固定電話の料金はいくらかかるの?月額費用や通話料金を徹底解説!

電話加入権の解約時に確認、行うべきこととは?